企画写真展のご案内

2016年05月28日(土)~07月10日(日)

栗林 慧×西島 治樹「め・目・メ」展

©入り栗林慧西島治樹

この度、五環の森プロジェクトの一環として、昆虫写真家・栗林 慧×媒体芸術家・西島治樹「め・目・メ」展をミュゼふくおかカメラ館にて開催いたします。視覚を司る「様々な角度からの目」をキーワードに栗林 慧×西島治樹 両氏の作品を同時に展示し、見て感じて楽しめる新たな表現の企画展を開催いたします。
栗林氏が医療器具等を駆使し再現する「虫の目レンズ」の風景と、西島氏の「ピンホールカメラの目」から投影される風景、そしてそこに介在する「私たちの目」。3つの「め」から紡がれる未だかつてない新たな世界をどうぞお楽しみください。
また、今回の写真展は栗林氏の50余年の集大成でもあります。昆虫たちのユニークな営みとともに、小さな生命たちのメッセージを感じ取っていただければ幸いです。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。
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昆虫写真家
栗林 慧
Satoshi KURIBAYASHI

1939年中国大陸(瀋陽)生まれ。長崎県平戸市在住。1960年東京綜合写真専門学校卒業。1969年フリーの生物生態写真家となる。アンスコカラーコンテスト最優秀賞(‘65)、日本写真協会新人賞、ニコン伊奈信男賞(‘78)、西日本文化賞(‘91)、日本写真協会年度賞、科学技術映像祭において内閣総理大臣賞受賞(‘92)、日本写真協会年度賞(‘02)、サンケイ児童出版文化賞(‘05)、レナート、ニルソン賞(スウェーデン)(‘06)、長崎県民文化賞など受賞多数。これまで約60冊もの写真集など出版、個展は約50回を重ねる。医療用内視鏡などを基に、改良を重ねて作った自家製のレンズは、「虫の目」で見える風景を再現しているといわれており、国内外で高い評価を得ている。2008年紫綬褒章受章。

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媒体芸術家
西島 治樹
Haruki NISHIJIMA

1971年静岡県生まれ。高岡市在住。美術家・媒体芸術家。東京芸術大学大学院修了後、IAMAS(岐阜県立情報科学芸術アカデミー)卒業。ARS Electronica /Award of Distinction賞(オーストリア)、 Images Festival / Best of Installation賞(カナダ)、VIDA4.0 グランプリ(スペイン)など国内外で受賞。映像・コンピュータ・自然の法則を組み合わせて、仮説として捉えた世界感をメディアアート作品として発表。これまでに電波、パチンコ、映画、国境などをテーマに、真面目なユーモアや大きな誤訳を作品に取り入れながら、様々な社会問題を提起する。五環の森プロジェクト(‘15)では「枯れたGPSのために」と題し、オーケストラ・アンサンブル金沢との共演を果たす。富山大学芸術文化学部准教授。
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◆お問い合わせ
高岡市民会館
〒933-0044 富山県高岡市古城1-3
TEL:0766-20-1560 (月曜休館)
http://www.shimin-kaikan.com
info@shimin-kaikan.co

開催期間 2016年05月28日(土)~07月10日(日)
会場 ミュゼふくおかカメラ館
入館料 一般700円、高校・大学生300円、小・中学生100円
※土・日・祝は高校生以下無料、20名以上の団体は2割引
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
主催 (公財)高岡市民文化振興事業団 高岡市民会館・ミュゼふくおかカメラ館
共催 高岡市、高岡市教育員会、北日本新聞社、北日本放送、高岡ケーブルネットワーク、高岡市民会館ホールサポーターの会「パープル」、五環の森キッズ・パープル、富山大学芸術文化学部
特別協力 共信コミュニケーションズ株式会社
助成 (一財)地域創造

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