―月光浴 満月の旅―石川賢治月光写真展〜海の底から山の上まで。そして京都〜

―月光浴 満月の旅―
石川賢治月光写真展 
チラシ(pdf)

フライヤー

石川賢治氏 プロフィール

1945年福岡県生まれ。` 67年日本大学芸術学部写真学科卒業後、ライトパブリシティ入社。`76年よりフリーランス・フォトグラファーとして活動を始め、CF、スチールを数多く手掛ける。

 `84年秋より月光写真に取り組み、初の写真集『月光浴』(1990年小学館)が一大センセーショナルを巻き起こす。その後の写真集に『神の降りた夜/新月光浴』(1993年集英社)、『大月光浴』(1996年小学館)、『満月の花』(1998年小学館)、『月光の屋久島』(2000年新潮社)『地球月光浴』(2001年新潮社)、『京都月光浴』(2003年新潮社)があり、最新刊は『天地水月光浴』(2006年新潮社)。また初のDVD『月光浴 Moonlight Shower』(2006年カルチュアパブリッシャーズ)を発表。展覧会も多数開催。

オフィシャルウェブサイト

新「高岡市」誕生5周年記念

―月光浴 満月の旅―石川賢治月光写真展〜海の底から山の上まで。そして京都〜

 【夜間延長・ミニコンサート】SHOWER of Moonlight Blue

終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。

満月 9月23日(木・祝)※当日はつくりもんまつり開催中
―高岡フィルハーモニー管弦楽団メンバーによる弦楽四重奏

満月10月23日(土)
―トロイ・グーギンズ(オーケストラ・アンサンブル金沢)ヴァイオリン

※いずれも

  • 開催時間/午後2時、4時、6時〜(予定)
  • 夜間延長/午後9時まで(入館は午後8時30分まで)
写真:10月23日会場の様子(クリックで拡大表示されます)  

太陽光のわずか46万5千分の1の満月の光が紡ぎだす神秘的なブルーの世界
―オーストラリア・京都シリーズ初公開―

世界でただ一人の月光写真家石川賢治。“満月の光だけの撮影”といった例は長い写真の歴史上初めてのことで、他には類がないこれらの作品は1990年『月光浴』と題して発表され、強烈なセンセーションを巻き起こす。以後、新作を発表するたびに様々なマスコミに取り上げられ、出版された写真集は8冊を数える。また小学校の美術の教科書にも作品が採用され、2003年には福岡県より「福岡県文化賞特別賞」を受賞するなど、社会的にもその価値が高く評価されている。神の山チョモランマ、プリミティブなハワイの姿、ケニヤのサバンナに生きる野生動物の夜の姿、満月に照らされるタヒチの水平線、太古の姿を残すオーストラリアの大地、そして月下に咲く花々…そのフィールドは世界規模にまで拡がり、満月に照らし出された神々しい地球の姿を紹介しつづけている。

本写真展はこれまで石川氏が20年間撮り続けた「海の底から山の上まで」の総集編に加えて、オーストラリア、京都のシリーズを初公開にて紹介する。京都シリーズは、石川が月光写真を創作しながら東洋と日本の自然を見直したいと思っていた時に、銀閣寺の月にまつわる庭との出会いがきっかけとなり、金閣寺、清水寺、龍安寺の石庭など、満月の夜に何度も足を運び取り組んだもので、将軍が眺めたであろう月夜の庭を、時を越えて目にすることができる。

満月の光だけで撮影された月光写真は文明に邪魔されない太古から続く地球のむき出しの美しさを写しだす。環境破壊が叫ばれる今、この星の美しさを見て感じてほしい。会期中は満月の暦に併せ夜間開館延長し、ミニコンサートもお楽しみいただく予定。山の上から海の底までを撮影し続けた月光浴の旅の記録ともいえる作品群を通し、夜の神秘を写し出す満月の旅をぜひ一人でも多くの方にお楽しみいただきたい。

月光写真の取り組み 〜月光浴の旅に寄せて〜
石川賢治/いしかわ けんじ

1984年の夏、カウアイ島で月光の中、一人でホテルの近くの海まで散歩しました。月光の光に照らし出された夜の風景を見て、あまりの明るさに「もしかしたら月光の下で撮影できるのではないか」と思ったのがきっかけでした。満月の光は太陽光のわずか46万5千分の1。150年の写真史の中で月光写真は前例がなく常識では考えられませんでした。影でも写れば…とジンジャーの蕾をおもしろ半分で撮影したところ、太陽と同じ発色で写っていたのです。そのときの強い衝撃を今でも忘れることはできません。それは、地球上の宇宙実感というものでした。それを一枚の写真にしたく、まさに勘と手探りで、満月との長い長い旅が始まりました。現在はマダガスカル、ガラパゴスの他、南米大陸、アメリカ大陸などを撮り進めています。これからも私の満月の旅は続きます。