前川貴行写真展 WILD SOUL極北の生命

前川貴行写真展 
WILD SOUL極北の生命
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フライヤー

前川貴行氏 プロフィール

前川貴行氏

動物写真家

1969年2月24日東京都生まれ。

私立和光高等学校卒業後、エンジニアとしてコンピュータ関連企業に勤務。26歳の頃より写真を独学ではじめ、97年より動物写真家・田中光常氏の助手をつとめる。2000年よりフリーの動物写真家として活動を開始、日本、カナダ、アラスカを主なフィールドとして内外の野生動物の世界と風景をテーマに撮影に取り組み、カメラ雑誌、総合誌のグラビアなどに作品と文章を発表。

2008年日本写真協会賞新人賞受賞。

(社)日本写真家協会会員

http://www.earthfinder.jp/

作品収蔵:東京都写真美術館、柏崎市立博物館

著作

◇photo CD 『極北の王者ホッキョクグマ』(2002年、メディアファイブ)

◇写真絵本『こおりのくにのシロクマおやこ』(2003年、ポプラ社)

◇写真集 『Bear World クマたちの世界』(2007年、青菁社) 写真集 『シロクマのねがい』(2007年、青菁社)

◇写真絵本『いのしし』(2007年、アリス館)

◇写真集 『生きる命』文・丸山健二 写真・前川貴行(2008年、ポプラ社)

◇図鑑  『原寸大どうぶつ館』(2008年、小学館)

◇単行本 『動物を撮る』写真の学校(2009年、雷鳥社)

◇写真集 『WILD SOUL 極北の生命』(2010年、小学館)

前川貴行写真展WILD SOUL極北の生命より 前川貴行写真展WILD SOUL極北の生命より 前川貴行写真展WILD SOUL極北の生命より
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前川貴行写真展WILD SOUL極北の生命

夏休み期間【7月21日(水)〜8月29日(日)】
小学生・中学生・高校生 入館無料(高校生以下)!!
ぜひ何度でも動物たちに会いに来て下さい。 ご家族揃ってのご来館をお待ちしております!

前川貴行氏によるギャラリートークを開催。

  • 終了しました。たくさんのご来場、ありがとうございました。

前川貴行×サンディスク・ジャパン http://www.sandisk.co.jp/
 前川貴行先生の作品とタイアップしたサンディスク・ジャパンのブランドキャンペーン 「大きく、残そう。」の 特設ウェヴサイトが、イギリスのウェブサイト・アワード「FWA」で受賞しました。(FWAについて)
 6月18日付けの「Favorite Website of the Day」として、下記のサイトに掲載されています。  
 http://www.thefwa.com/

■今を生きる、最高の瞬間―――

このたびミュゼふくおかカメラ館では、動物写真家としてその活動が注目される若手写真家 前川貴行氏による写真展を開催いたします。極北の生き物たちが今生きている最高の瞬間、アラスカ・カナダの美しく壮大な風景など、果敢にファインダーにおさめてきた作品の数々や大型作品による迫力の世界からは、地球温暖化や動物たちの絶滅危惧などの環境問題とともに、地球の素晴らしい自然の大きなサイクルや人間と自然との共存といったテーマが伺え、私たちのイメージは大きく広がります。作家自身による撮影エピソードや体験談を直接聞くギャラリートークも行います。伸びやかで鋭く、時には優しい表情を見せる大自然の生命の輝きに、いつしか私たちは大きな感動と新たな写真世界の魅力に出会います。

メッセージ WILD SOUL 極北の生命

前川貴行写真展WILD SOUL極北の生命よりクマに魅せられてアラスカやカナダの極地を旅するようになり、様々な動物たちの営みや原始の風景を見つめてきた。そうした時を重ねるなかで、いつしかハクトウワシの存在が僕のなかで膨らみ、その風貌に強固な意志を秘めたようなこの鳥を、本格的に追いかけてみようと思うようになった。アメリカのシンボルでもあるこの鳥は、1960年代には絶滅の危機に瀕していた。家畜を襲う害獣として長年に渡って乱獲されてきた事と、農薬汚染の影響による卵殻の薄膜化などによって、ヒナがかえらなくなった事が大きな原因とされた。ハクトウワシを狩った者に、懸賞金が出された時代さえあったのだ。

現在、ホッキョクグマを取り巻く環境悪化を象徴とする地球温暖化は、何億年も繰り返してきた地球の自然なサイクルかもしれないが、全世界規模の人為的な問題として、人類の団結した対策が必須であるのは周知の通りだ。かつて、ハクトウワシが絶滅の危機に瀕していたのは、北米という広範囲でありながらも限定された地域内での環境問題や、人的被害によるものだった。それが近年では、本格的な保護法の制定と農薬の規制、身近な環境問題の改善に取り組んだおかげで、その個体数を飛躍的に戻し、絶滅危惧種の指定からも解除された。これは現代の環境問題に対する考え方のモデルケースとなりえる好例で、これらの発想を世界規模に広げていくことが、ひいてはホッキョクグマの生息環境を守り、絶滅へと向かう動植物を一つでも救う手段になり得るのではないかと思う。  

でも僕が動物たちにレンズを向けるとき、このような考えは頭の中からほぼ消え去ってしまう。対峙した命の営み、今生きている最高の瞬間をワンカットに凝縮し、四角いフレームから限りない想像が広がっていく。そんないい写真になるように、ファインダーの中で極限までせめぎ合い、試行錯誤を繰り返すだけである。  ---文・前川貴行

今回は、そのようにして撮影した、ハクトウワシを中心とした極北の生き物たちと、オーロラなどの風景を交えながら展示します。