平成25年度ミュゼふくおかカメラ館常設展示
カメラの歴史はフィルムの歴史とも言われます。大きさや形体、性質など様々に進化を遂げるフィルムの仕様は、カメラの機能はもちろん、そのスタイルの変化に大きく関わっています。
今回の常設展ではまず、映画用35ミリフィルムを使用し実用性を高めた小型カメラ「ライカ」と同じくドイツの高級35ミリ精密カメラ「コンタックス」を比較し展示します。また、ロールフィルムを縦方向に装填し正方形の写真が撮影できる金属製二眼レフカメラ、さらに写真の課題であった撮影からプリントまでの時間を一気に短縮した「ポラロイドカメラ」をご紹介します。また、2倍の枚数撮影が出来ることで人気を博したハーフサイズカメラ、そしてファインダーをのぞいたまま撮影が可能になり、日本のカメラメーカーの技術を世界に知らしめる大きなきっかけとなった一眼レフカメラに焦点を当てます。
時代とともに変化してきたカメラのスタイルの変遷を、機能やデザインの視点も含めて楽しく紹介いたします。英知と努力を重ね、ものづくりの精神に支えられながら進化してきたクラシックカメラの魅力あふれる世界を、どうぞお楽しみください。
常設展「カメラとスタイルⅡ」チラシ
開催期間 | 2014年01月04日(土)~06月08日(日) |
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会場 | ミュゼふくおかカメラ館 1階常設展示場 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(月祝日の場合はその翌日) |
入館料 | 一般300円、大・高校生200円、小・中学生100円 |