カメラは光が入らない箱とレンズ、そしてフィルムになる感光材料があれば写真を撮影することができます。それではなぜ、単なる道具としての枠を超え、こんなにも多種多様なデザインのカメラが生まれたのでしょうか。そこには技術の発達や新しい素材の発見、当時流行した芸術、産業革命、経済的な合理性、写真文化の広がりなど、たくさんの歴史と理由が詰まっています。 本展では、美しい工芸品のようなカメラから、技術の粋を集めた機能的なカメラ、眺めているだけでも楽しい変わったカメラなど、すてきなカメラたちをご紹介します。
2024年01月04日(木)~10月27日(日)