【会 期】令和元年11月9日(土)~12月15日(日)
【入館料】一般400円、高校・大学生200円、中学生以下無料
現代ではさまざまな画像が否応なしに目に飛び込んでくる。誰もが安易に携帯電話で写真や動画を撮りネットの海に放り込む。そして静止画は動画から簡単に切り出される技術が進んでいるらしい。しかし私は、その瞬間の「出会い」をいつまでも自分の意志で切り取り続けたい。そうした写真が私の其処で其の時を生きた証であるのだ。
高崎 勉(写真家・フォトディレクター)
私が高岡市在住の山田利郎さんと出会ったのは2014年のこと。その作品のレベルの高さに驚きを禁じえませんでした。山田氏は働き盛りの時に大病を患い、喉に障害を持っています。なのに被写体と関係性が成立していて、一体どうやってコミュニケーションを取っているのか不思議でなりませんでした。のちに山田氏の撮影光景を目にする機会がありましたが、彼は通りすがりの方に身振り手振りで合図し、シャッターを切っていました。彼なりの対話があるからこそ傑作が生まれるのです。療養後、奥様の勧めで写真を始められたそうですが、人生の折り返し点を過ぎてからこのような才能を開花させたことは多くのシニア世代に夢を与えることでしょう。私も撮り手の一人ではありますが、素晴らしい写真家を埋もれさせることなく、多くの方々にご紹介したいと突き動かされました。たくさんの方々に山田ワールドをご堪能いただきたいと存じます。
●関連イベント
・山田利郎トークイベント 11月9日(土)14:00~15:00
・高崎勉ワークショップ「クラシックカメラ撮影体験」 11月10日(日)10:00~12:00
・ミュージアムコンサート―hibiki― 11月24日(日)13:30~14:30
・写真家 山田利郎と撮り歩く ふくおかの街 12月8日(日)13:00~16:00
●同時開催
・富士フイルムフォトコンテスト入賞作品展 11月19日(火)~12月15日(日)
※会期中は山田利郎写真展の入館料にてご覧いただけます。
開催期間 | 2019年11月09日(土)~12月15日(日) |
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会場 | ミュゼふくおかカメラ館 |
開館時間 | 9:00~17:00 (入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
入館料 | 一般:400円、高校・大学生200円、中学生以下無料 ※団体20名以上は320円 ※65歳以上は320円(免許証等をご提示ください) ※祖父母と孫が一緒なら入館料無料 (祖父母は高岡市、富山市、砺波市、小矢部市、南砺市、射水市、氷見市、滑川市、舟橋村、上市町、立山町、魚津市、黒部市にお住まいの方) ※リピーターは50円割引 (過去にカメラ館で鑑賞したチケットの半券を提示された一般の方が対象) ※上記の割引は併用できません。 |
主催 | ミュゼふくおかカメラ館(公益財団法人 高岡市民文化振興事業団) |
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共催 | 高岡市 高岡市教育委員会 |
後援 | 北日本新聞社 富山新聞社 読売新聞北陸支社 北陸中日新聞 北日本放送 富山テレビ放送 チューリップテレビ 高岡ケーブルネットワーク ラジオたかおか FMとやま |
協力 | Abox Photo Club 日本の写真文化を海外へプロジェクト(JPCO) 有限会社高崎写真事務所 上市社会保険労務士事務所 |