50年以上にわたる表現活動の中で培われてきた
写真術の本質にせまる作品たち。

【会　期】平成30年12月1日(土)～平成31年1月20日(日)
【入館料】一般800円、高校・大学生400円、小・中学生100円

写真家　浅井愼平は、ビートルズ来日の際にオフィシャルカメラマンとして注目を浴び、数多くの企業広告や新聞・雑誌に作品を発表してきました。
今回は、浅井愼平が「HŌBŌ」と称する海外スナップを中心にご覧いただきます。
情報に溢れ、多様の一途を辿る日常の「混乱」とも見受けられる現代社会において、写真が果たしてきた表現やメッセージ、そして品質は変化を遂げてきました。浅井愼平が50年以上にわたる表現活動の中で培ってきた、自由で正解のない優れた絵画を思わせるような、写真術の本質をお届けします。

●浅井　愼平(あさい・しんぺい)プロフィール
1937年生まれ、愛知県瀬戸市出身。
早稲田大学在学中から映画制作に従事し、1965年には日本広告写真家協会賞を受賞。
1966年 来日したビートルズのオフィシャル・カメラマンに抜擢されデビュー。
広告写真や雑誌などを中心に活躍する一方で、俳句をはじめとする文藝やエッセイの執筆、TVコメンテーター、音楽プロデューサーなど、その表現分野は多岐にわたる。

●関連イベント　 (※入館料のみでご参加いただけます)
・浅井愼平トークイベント　　12月1日(土)14:00～　(1時間程度)
会場：ミュゼふくおかカメラ館　多目的ホール
司会：久和恵実 (FMとやまパーソナリティ)
写真の本質、自由で正解のない、表現世界についてお話いただきます。

・ミュージアムコンサート―hibiki―　　12月15日(土)14:00～　(1時間程度)
会場：ミュゼふくおかカメラ館　エントランス
演奏：村上笑吏 (ピアノ)
雄大なグランドピアノの響きをお楽しみください。