企画写真展のご案内

2022年03月05日(土)~04月17日(日)

粕谷千春写真展「そして私は空に○を描く」

「そして今日という新しい日の空に私は大きな○を描いた。」

【会   期】3月5日(土)~ 4月17日(日)
【休 館 日】月曜日(祝日の場合は翌日)
【入 館 料】一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料
【主     催】ミュゼふくおかカメラ館(公益財団法人高岡市民文化振興事業団)
【同時開催】ワンダーフォト写真展 2021-2022

 

空っぽになってしまった心の中に、オールドレンズ越しの光彩が溶け込んでゆく。光のにじみは私の涙によって増幅される。こうしてカメラを手にしながら私はいつもの朝、いつもの光景を少しずつ取り戻していくのだろう。そして今日という新しい日の空に私は大きな◯を描いた。

粕谷千春


2016年に開催された「日本の写真文化を海外へプロジェクト」主催のJPCO展で、ある作品が話題になりました。京都寺町のギャラリー入り口近くに展示されたその作品は、富山で活動する写真家 粕谷千春の「波濤の先に」。それは国際フォトイベント期間中にこの街を訪れた多くの芸術愛好家、アーティストたちの足を止め、会場へと導くことになりました。とりわけ幅広い世代の女性たちが長い時間、その作品の前で立ちつくす光景は印象的でした。
その後、粕谷は制作のペースを緩めることなく、作品は進化し続けます。ですが彼女は、日々の暮らしの中で家族や仕事のことで一喜一憂する、ごく一般的な女性となんら変わりありません。違うのは「写真」という自己表現の道に気づいてしまったこと。日常から生み出される写真作品は、ただ美しいだけではない、個を放出させた抒情詩なのです。その作品群は世代性別を超え、それぞれの人生に向き合うたくさんの方々の共感を誘い勇気付けることでしょう。

「そして私は空に○を描く」展 プロデューサー 高崎 勉

● 粕谷 千春 プロフィール

愛媛県生まれ 富山市在住。
2012年より地元の写真クラブ等で定期的に写真展に出展。
2015年「Takasaki Seminar in TOYAMA」(現:Abox Photo Club)に参加、高崎勉氏に師事。
2016年 関西御苗場2016 オーディエンス賞 受賞。
現在「Abox Photo Club とやま Advanced Plus」に在籍し、作品制作に意欲的に取り組む。

開催期間 2022年03月05日(土)~04月17日(日)
会場 ミュゼふくおかカメラ館
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 一般300円 高校・大学生200円 中学生以下無料
※土・日・祝日は高校生無料。
※65歳以上は240円。(免許証等をご提示ください)
※祖父母と孫が一緒なら入館料無料
(祖父母は高岡市、富山市、砺波市、小矢部市、南砺市、射水市、氷見市、滑川市、舟橋村、上市町、立山町、魚津市にお住まいの方)
※リピーターは50円割引(過去にカメラ館で鑑賞したチケットの半券を提示された、一般の方が対象)
※上記の割引は併用できません

※同時開催のワンダーフォト写真展2021-2022の入館料も含まれます
主催 ミュゼふくおかカメラ館 (公益財団法人 高岡市民文化振興事業団)

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